鼻うがいは風邪の季節の強力なお助け!


昨日通院し、
今は「風邪も、インフルエンザもコロナもみんな流行っているよー!」と先生に伺いました。いよいよ感染症対策も冬支度。

今日は、昨日触れた我が家の強力アイテム【鼻うがい】についてご紹介します。

目次

我が家の感染症対策

私は冬は感染予防のためほとんどお家生活です。
私がいくら予防しても、家族が風邪をひくともらってしまい、喘息の症状が悪化、気管支炎に。
おまけに、リウマチになってからは、更に肺炎のリスクも高くなり、「ただの風邪」でも要注意
そのため、家族の協力が欠かせません(マスト)です。

・外ではマスク(コロナ5類移行後も我が家は外ではマスク継続
・手洗い
・うがい
鼻うがい(2023年12月下旬~)
・インフルエンザワクチン
(*昨年までは新型コロナワクチン全て受けました)
・空気清浄機

鼻うがいの効果絶大

以前仕事をしていた頃にも、耳鼻科の先生に「鼻うがいがおすすめだよ」と聞いて、冬場に試したことがあります。でも、その時は習慣になりませんでした。

一番やってほしい夫は、当時本人が必要性を感じていなかったため、残念ながら続きませんでした。
すごく面倒くさそうで、「鼻うがいすると耳が変な感じがする」といつの間にかやらなくなった。
それに、鼻にいれるものですから毎回容器を洗わないと、気づくと蓋の内側にカビが…

鼻の手術後のケアで鼻うがい

その夫が昨年冬に鼻の手術をすることになりました。
術前の説明で、担当医に「鼻うがい」を勧められ、再び鼻うがいを取り入れるチャンスが来た!

耳鼻科担当医より
「鼻の手術後は、鼻の中の傷口から出血した血がバイキンの巣になってしまうため、毎日、何回もやって下さい」と術前と退院前に説明を受ける。

術後すぐは、術後の痛みが本人が予想していた以上に強く、ダメージが大きかったため、先生に勧められた通りにハナクリーンSをすぐ購入し、毎日鼻うがいをすることに

1週間位で痛みや出血が落ち着くと、夫は鼻うがいをやりたがらなくなりましたが、鼻うがいの効果が大きいこと、夫が風邪をひかないと私も元気に過ごせることを何度も伝え協力を依頼。
塩で生理的食塩水を作って用意し、夫が帰宅後鼻うがいをできるよう努めました。

鼻うがいを続けてもらった結果

昨年12月下旬から、春まで夫には鼻うがいを続けてもらいました。

・夫の鼻の術後の経過もOK
・夫が風邪をひかない
・私も風邪をもらわない
・何より毎冬1~2月の風邪が流行る時期は、夫が仕事から帰宅すると喉がイガイガすることが多く、私が予防でマスクを使うことが多かったのに、昨冬は喉がイガイガしなかった!!

昨冬は喉がイガイガした時に飲む痰切りの薬(去痰剤)もほとんど必要なく、本当に快適に過ごせました。ちょっと感動!
その結果、薬(去痰剤)を減らすこともできた
私は喘息とリウマチで薬の量が多いので、これはとてもうれしいことでした。

鼻うがいは1年中効果がある

・喘息の先生には「鼻についたウィルスや細菌、花粉を押し流すからいいね」。
・友人の医師には、「冬だけでなく、1年中やるといいよ。きっと慣れると鼻うがいしないとスッキリしなくなるのでは」とお墨付き

確かに、鼻の中をきれいにシャワーで流しているようなものです。
1年中続けてもらえばよいのか。これは目から鱗でした。

夫は帰宅するとすぐシャワーを浴びる習慣があるため、
手洗い、シャワー、歯磨き、鼻うがいで、お口や鼻の中、身体についたウィルスや細菌、花粉、ほこりなど洗い流してもらうと考えるとすごく理にかなってます。

そのため、夫の鼻の中の傷が落ち着いた後も、毎日生理的食塩水を作ってせっせと鼻うがいをすすめました。

は花粉の時期だから「花粉を流せば花粉症にもいいよ!」
は「コロナやインフル、感染症がまた増えているから予防になるよ」
は「マイコプラズマが流行っているらしい」などと、鼻うがいをすすめ続けました。

お陰で昨冬から約11ヶ月継続成功!

2月中旬からの花粉の時期、夫は鼻うがいで毎日スッキリすると感じるのか、毎日帰宅後は抵抗なく実行。
鼻の手術の効果はもちろん大きいと思いますが、鼻づまりの訴えがこれまでで一番軽いようにみえました。ダブル効果だったのかな。

夏の台風シーズンが始まると、私の喘息の調子が悪い日が増え、すぐに生理的食塩水作れない時には、夫自ら用意していることも増えました。
すごーい。成長だ!!

本人が鼻うがいをしていない時は、「お菓子食べる前に鼻うがいしようか」「鼻うがいしてご飯にしよう」などと促します。ここで、「今日はなんでやっていないの!」と怒るのはNG。今までの努力が水の泡になる。

容器を洗うのは私の役目。
本人はやりません(お皿洗いはするのに)。
それでも、鼻うがいをしてほしいのは私なので、夫自身が洗わなくてもOKと割り切ります。
やろうとしていればOK。ほめてやる気を維持するよう努める。完璧にできなくてもOK◎
療育センターの心理さんのペアトレを思い出します笑

100%とはいかなくても80~90%くらい習慣化。
もう大成功です!!

この1年二人とも元気に過ごせているのは鼻うがいのお陰(かもしれない)!

いよいよ、冬の寒さ到来。今年の冬もこのまま継続して、体調を崩さず冬を心地よく過ごしたいです。
容器は結構丈夫ですが、1年に1回交換しようかな。

鼻うがい ハナクリーンSの使い方

ハナクリーンSを通販で購入

鼻うがいの容器は、ハナクリーンSを使っています。
ハナクリーンSは、鼻の手術をした病院でおすすめの品。以前使ったのもハナクリーンSでした。
近所のドラッグストアには置いていなかったため、退院した日にAmazonで購入。翌日には届き助かりました。

届くまでは、ドラッグストアで購入したで代用しましたが、水流が弱く、鼻の奥まで届かない、術後体調が悪い状態では、容器の量も小さく何度も入れるのが大変とのことでした。

ハナクリーンSは、耳鼻科の先生と共同開発した商品で、『やさしい温度』『ツーンとしない濃度』『気持ちいい水圧』がポイントとのこと。

ハナクリーンSの機能や使い方など詳しくは、動画か、公式サイトをご確認ください。

ハナクリーンS 日本製
東京鼻科学研究所
メーカー小売価格4,345円
ネット通販 2,500~3500円程度 
※サーレS(お湯を注ぐだけで150ml生理的食塩水が作れる)が10包入

・夫は手術後は1回500mlくらい。担当耳鼻科医より「1日何回も」。
・鼻の傷が良くなった以降は帰宅後400mlくらい、私は300mlくらい。
・残ったら私はうがいをしてます。ちょっとしょっぱいうがい薬。
・今回は、サーレを使わず、処方された生理的食塩水の後は、食塩で生理的食塩水を作りました。
※耳鼻科のサイトを見ると、片鼻150mlくらい(両鼻で300mlくらい)と書いてあるものが多いかな。

私も外出した日、特にマスクを外して食事をしたり、おしゃべりをした日は、帰宅後に鼻うがいをします。
子どもの頃はプールや海で鼻に水が入るとすごく痛くて苦しいと思ったけれど、痛くない。鼻にお湯を入れるのは、はじめこそ違和感がありましたが、慣れるとスッキリ!
キレイなった安心感もあります。

鼻うがい後、片方ずつやさしく鼻をかむのですが、しっかりかめてないと、時間をおいてタラ―ッと鼻から水が出てくることもありますので、ご注意下さいね。

ポイントは鼻は片方ずつやさしくかむこと!
強くかむのはNGだよ

鼻の中だと味が分からないけれど、口の中に出てきたり、うがいをして分かったのは、1%の食塩水ってこんなにしょっぱいの?と思うほどしょっぱい。

ドラッグストアにある鼻うがい商品は、私も試してみましたが、夫の言う通り容器が小さいため何度も水を入れる必要があり、また水流が弱いため鼻の奥に届きにくかったです。病院でハナクリーンをおすすめするのも納得です。

生理的食塩水は簡単に作れるよ!

生理的食塩水は退院時に2L処方されましたが、すぐ使い切り、その後は塩で生理的食塩水を作りました。ネットを検索すると、様々な耳鼻科のサイトにて鼻うがいと、塩で生理的食塩水を作る方法が紹介されています。

生理的食塩水(濃度1%)の作り方

沸騰したお湯500mlのお湯に塩5g(小さじ1)を溶かし、40℃くらいまで冷ます
塩はしっかり溶かすこと!

私は冷ますのが面倒なため、沸騰したお湯で塩5gを溶かし、お水(浄水器の水)を足して40℃弱にしています。
夫は40℃だと熱いと感じるようで、温めにしています。

生理的食塩水は0.9%と言いますが、1%と考えれば1/100で分かりやすい
温度調整に少し水を入れすぎてもいいと考えると気楽に作れます。

生理的食塩水を作るのに便利なもの

・500mlの計量カップ。
・小さじスプーン 5gの塩はすり切り1杯 

我が家の出番の少なかった小さじスプーンが大活躍です(^^♪

家族二人で使うなら、500ml作って半分ずつでもOKですね。

塩で生理的食塩水を作れば経済的

サーレS 塩の代わりにサーレSを使うことももちろんできます
ハナクリーンの専用洗浄剤 1袋 お湯150mlに溶かすだけ
1箱 50回分 ネット通販で約1,000円 

しかし、塩1袋(1㎏)あれば
生理的食塩水500ml(塩5g) 200回分
     150ml(塩1.5g)  666回分作れるよ
※ハナクリーンのサーレSは1回150ml

鼻うがいをやっていた時には、生理的食塩水をつくことを全然思いつかずハナクリーンのを購入していましたが、便利だけれど割高。
生理的食塩水は自分でつくれば食塩の代金だけ!
塩の消費が早くなるだけですよ(^^♪

容器は毎回洗うこと!

直接鼻に入れるものですから、毎回食器用洗剤で洗って乾かします。
・容器に入る小さいスポンジが便利。
・シャワー部分にはピンクの逆流防止ボールが入っています。
 小さいので流さないように小さなザルを使っています。
・時々ハイターで消毒。取説によると2ケ月に1回。

お家に複数ある場合は印をつける

我が家ではハナクリーンSが2個あるため、シールやテプラで区別。
シールは洗っても剥がれないものを。

私はうっかり紙のシールを貼り失敗。
ふたには、プラシールを貼ったけれど小さすぎて取れてしまった。

結局、テプラが良かったです
6㎜テープはふたにも貼れて、剥がれません。

以上、鼻うがいのご紹介でした。

我が家では、インフルエンザのワクチン接種済みのため、この冬もマスク、手洗い、うがい、鼻うがい、空気清浄機の助けを借りて、できるだけ元気に楽しく過ごしたいと思います。

鼻うがい、ご興味のある方はぜひお試し下さい。
今日明日は12月の寒さの予報。
暖かくして、どうぞご自愛くださいね。

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