初めての白みそ!|ようやく開封、美味しくできて満足☺

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自家製みそ

味噌は20年くらい自家製です。

大豆をゆでたり、片づけなどちょっとお手間をいとわなければ、簡単なのに、熟成を待つとびっくりするくらい美味しくできます。
手作り味噌の美味しさを知ってからは、やめられません。

はじめは実家で母が退職後に始めた『味噌作り』に参加させてもらっていました。
感覚遊びのようで作業も楽しいから、大好きになりました。

母がみそ作りを卒業してからは、私一人で作ったり、友人と作ったり、妹や姪とオンラインで作ったり。
私にとっては、感染予防でおうち生活の冬のお楽しみです。
今年は一人でのんびり2回に分けて作りました。

我が家では、パルシステムで大豆や生の米糀が売り出される1月下旬~2月はじめに仕込みます。
今年は2月に2回に分けて、大豆1.5kg、米糀1.5kg仕込みました。

白みそ初チャレンジ

大豆も米糀も1㎏ずつの販売のため、
どちらも0.5kg余ってしまうため、どうしようかなと思っていたら、
1回目のみそのカメを見た夫が「白みそも作って」とリクエスト。

時々白みそのお味噌汁が食べたいというため、
昨冬から我が家では白みそと普通のみそを混ぜてお味噌汁を作るようになりました。

白みそも手作りで美味しくできるかな。
とりあえず少量だけ作ってみようか。

白みそ初チャレンジ

白みそのレシピを検索するといろいろあります。
YouTube先生もたくさんいる。

白みそ作りは、
大豆の量に対してこうじは2倍(レシピによっては2.5倍)。
大豆:こうじ=1:2~2.5
塩 少なめ

2月に仕込み

2/14 今年2回目の味噌作りの日に、白みそも仕込む。
残りの米糀が500gなので、大豆は250g+α(つまむ分)をゆがく。
大豆は、ゆでただけでびっくりするほど美味しいのです。
食べ始めるとパクパク止まりません。

普通のみそ用)生の米糀500g+塩200g、煮汁、つぶした大豆500g

作る過程は、普通のみそ作りと同じ。
写真の大豆半量250g分に対し、米糀の量500g。塩は少な目。
米糀が多いため、ゆで汁を加えて硬さの調整をしました。

白みそ用の小さいカメはないため、タッパに作り、遮光してキッチンで熟成。

白みそは
①糀(こうじ)の量が多い
②色が白いのは、発酵期間が短いため。

発酵時間が長いと、色がどんどん濃くなってしまうそうなので、発酵期間は2ヶ月くらい。

4月冷蔵庫へ…

ちょうど出来上がりの4月は、ひどい咳の気管支炎で2~3週間ダウン。
白みそを楽しむ余裕はなく、とりあえずこれ以上発酵しないよう冷蔵庫に入れました。

体調回復後、動き出したら、はじめのうちは冷蔵庫を開ける度に「白みそできてるんだった」と思い出すのですが、「また今度」と思ううちにすっかり忘れていました。

6月よやく開封

遅ればせながら6/2に開封。
色は、初めよりうっすら濃くなった。
思ったより白くない?
でも、本来の大豆の色と思えばこんなものでしょうか。
1ケ月半くらい冷蔵庫に入れたのですが、ほんの少しずつ発酵は進むのだろうか?
4月にチェックしなかったので不明。

味噌の粒は全然気にならないのですが、最近食べている白みそがなめらかで美味しいので、今回はハンドブレンダーで少しなめらかにしてみました。

容器を代えずそのままブレンダーしたら、ちょっとやりにくかったです。
容器は一回り大きいものに移してブレンダーはする方が断然効率がいいですね。

左)白みそ(ぽってり硬め)、
真ん中)2024年仕込んだ味噌(残りわずか)
右)2023年仕込んだ味噌(冷凍していたもの)比べてみるとはるかに色白。白みそっぽいです。いい感じ。

豚汁の具に溶いてみるとやっぱり白い。

塩分が少ないので、ふつうの味噌(2024年味噌)も少量加えると色の違いがくっきりです。味もしまり、深みも増してぐっと美味しくなりました。

意外と味にうるさい夫には、しれーっと出してみると「美味しいね」◎
美味しいと聞いて、安心して「作ったやつだよ~!」と伝えました。

気に入っていた白みそがそろそろなくなるころでしたので、その後は手作り白みそにバトンタッチです。

西京白みそは水飴入り

冬からお気に入りの白みそと食べ比べると、味の違いはもちろんあるのですが、買ったものはなめらかで甘い。
表示を見たら水あめが入っていました。
どのくらい入っているのだろう?

冬からお気に入りの白みそ
原材料に水飴(水あめ)

* * * * * 

ふつうの味噌の方は、昨年アクシデントがあったため量が少なく、その半分を母にお裾分けしたため、あとわずか。
もう他になかったかしら?と冷蔵庫と冷凍庫を確認し、2023年の味噌を冷凍庫で見つけてちょっとうれしかったです。

すっかり自家製みそのトリコ。
大豆と米糀、塩だけでびっくりするほど美味しくできる。そして原材料も国産で作るちょっと贅沢なおみそ。
決して安くは作れませんが、自家製みその美味しさを知ると、『手前みそ』が一番です。

今年2月に仕込んだ味噌の出来上がりはうちでは例年8月下旬~10月。

暑くなると我が家はほとんど味噌汁の出番が少なくなるので、何とか白みそと合わせ味噌で持たせたいと思います。

アクシデントと教訓

昨年のみそ作りの大失敗談

昨年はスムーズに作業を進め最後の最後、ふたを閉じる直前に起きました。
常滑焼のカメの重いふたを味噌を敷き詰めたカメの上に落としてガチャン!と割ってしまったのです。

つまり、表面の味噌にフタのようカケラが落ちて一部ダメにしてしまい、出来上がりが減ったのでした。

その日は、喘息の息苦しさが少しありながらも妹や姪とスマホ越しにおしゃべりしながら作業を楽しみました。
2時間半くらいかけて作業の最後の最後に集中が切れてまさかの大失敗。

まさかの事態にショックを受けながら、あわててカケラが落ちた表面を削り、安全な部分を確保。
作ったばかりのみその一部を捨てなければならない残念な事態になりましたが、スマホ越しに妹と姪に「大丈夫?」と気遣われ立ち直ったのでした。

私一人の時は、自分の体調で日を選ぶのですが、その日は妹と姪とオンラインみそ作りをしようと約束していた日でした。

【教訓】
体調が悪い日には失敗しやすいので、
・負荷がかかることはやらない!
体調がイマイチの日は(途中で悪くなったら)途中でも終わり、後日にする!無理をしない。
など改めて学んだのでした。


ちょっと疲れた時、美味しいお味噌汁があるとお腹がホッとします。

今年のみそ作り1回目
うまく熟成ができなかった過去の失敗談、熟成温度を学んだ話はこちらへ↓

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お読みいただきありがとうございました。

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